えっ、私プログラミングできるけど
なんで億万長者じゃないの!?
なぜプログラミングを学ばせるべきなのかは最初に少し書いてあるだけで、
残りはプログラミングそのもの・学習・教室・仕組みなどの紹介だった。
肝心の「億万長者」の理由は、
現代において大成功するモデルは、
LINEやTwitter、FaceBookやインスタのようなIT系が殆ど。
かつ、何億人ものユーザが利用するサービスでも
最初は1~3人で趣味作ったものだということ。
素晴らしいアイデアが降ってきた時に、
少人数(できれば個人)でつくれば、
圧倒的なスピードと柔軟性で作り上げることができるということ。
そもそもプログラミングの基礎知識がなければ、
「こんなのあったら便利かも…つくってみよう」という発想には至らない。
確かにそれはそうだなと納得。
つまり…
「プログラミング→億万長者」
じゃなくて、
「プログラミング+画期的なアイデア→億万長者」
ってことですね。
十分条件じゃなくて必要条件。
例えサービスを自分自身で作らないにしても、
基礎知識があれば、サービスを実現させるためにどの仕組みを使うか、
どれくらいお金と時間がかかるか、規模感が掴みやすいしね。
さて・・・・・
プログラミングの早期教育については、私はぶっちゃけ反対でした。
何故なら、
a=a+1 とか、a+=b
みたいに数学的にありえない記述があるから。
読み書きそろばんの基礎ができてからでもいいんじゃないかなって思ってた。
でもこの本を読んで考え方が変わりました。
「プログラミング教育」って、プログラミングそのものよりも、
「考え方」を教えるんだね~。
私の思う「プログラミングに求められるスキル」は以下なんですが、
・手順の分解・整理・汎化・特化・効率化
・自分の常識が通用しない相手との会話
・網羅的な思考
・想定外事象に対する論理的な対処
これってプログラミング以外にも、
他の仕事とか学習においてもメチャクチャ重要ですよね。
これに気づいてから結構人生変わったんだよな~~~~
でも教育しようと思ってもできることじゃない。
プログラミング教育はこういったスキルを
間接的に教育するためにあるのだと思いました。
ちなみに授業でよく使われるスクラッチも好きじゃなかった。
いやいやあんなのプログラミングじゃないし…
いわゆる「ツクール」じゃん・・・・
って思ってたけど、最初は簡単すぎるくらいでいい、
子どもは面白ければ自分で勝手にどんどん調べて成長するから。
なるほどね~
ちなみにこの辺の学びをうまくまとめてあるなと思うのが、
Eテレでやってる「テキシコー」ですね。
メチャクチャおすすめです。
「テイクテック」もいいよね。