めり子の備忘録

家事・育児・読書・DIY・買物・投資などのメモ

「新・お金が貯まるのは、どっち!?」の感想文

お金に働いてもらうのはわかる…けど、
不動産投資ってマイナスのイメージしかないよね。



まとまったお金をつくり、「他人のお金」を借りて、増やす。
P/Lだけ見ていると、節約して規模を縮小していく方向にむいてしまう。
B/Sで見て、持っている大きな資産(=不動産)に働いてもらおう!
という本です。

お金がたまる小ネタがたくさん。
大事なこととしては…
親子で資産の情報共有をしよう!
詐欺や銀行はあの手この手でお金を狙っている。
子が2人以上いたら、相続で争わないように対策を。
子が親の面倒を見てくれたら、
「そのつど」介護費用を(色付けて)支払う。
で、この遺産の前払い(=特別受益)が遺産から減額されないよう、
遺言書には「特別受益を考慮してはならない」の一文を載せる。

これで「私が親の面倒を見たんだから遺産を多くもらうべき!」という争いを避けられる。
とにかくすべてノートに記録しておくこと。情報を共有すること。



そして持ち家VS賃貸の決着がついに…!!

賃貸派の人は「持ち家はリスクだ!」というが、それは物件が悪いだけという話。
定住しないライフスタイルの人には賃貸はもちろん向いている。
でも高齢になったらどこも貸してくれない。
資産形成という視点でみたら、賃貸に住むメリットは何もない。
ということでこの人は持ち家派ですね。
なんなら「独身時代から家を買え!」だもん。
結婚したら新しい家買って、元の家は貸せばいい論。


買うにしろ・貸すにしろ、物件選びのポイントもためになりました。
1:人に貸しやすい立地であること。ごちゃごちゃした(=歴史ある)町がよい。
2:マンション価格は毎月の家賃の200倍が目安。割高か割安か判定を。
3:ローンの支払いは、手取り収入の25%以下に。(借りられる金額≠返せる金額)


あとは、やたら信用金庫を勧めてきますね。
貯金500万の人は、メガバンクでは相手にされないが、信用金庫では上客なんだって。


面白かったのは、銀行の審査に通りやすくする方法!
気になる方はぜひ読んでみて下さいね。

お金があまって仕方ないかたはこちら↓