めり子の備忘録

家事・育児・読書・DIY・買物・投資などのメモ

「ヘッテルとフエーテル」の感想文

BAD ENDしかないけど、
ためになるマネーグリム童話



ヘッテルとフエーテル
本当に残酷なマネー版グリム童話


タイトルから、金持ち父さん貧乏父さん的な本かと思ったら、
全然違った。

実際にあった投資詐欺事件
を童話にしてまとめた本だった。
¥天とかね。

お金はまったく増えない。
減るばっかり。
基本的に、お金がなくなって終わる。
BADENDしかない…。



実在の企業とか、
名前はもじってるけど結構直接悪口書いてて、
怒られないのかしら??と心配になるレベル。


あと、知らないこともあった。
「世界に貧しい国がある」と知ってもらうのが目的で、 募金は全て流通費・広報費・製作費に消えているNPO
ってどこのことー!?!?!?


なんか世の中が信じられなくなってくる本でした。
「営業してくる」のは全部詐欺…とまでもいかなくても、
相手にメリットがあるから営業してくるんだよね、
という基本的なことを思い出させてくれる一冊。
U〇J銀行とか大きい企業も信用しちゃダメ。
むしろよりタチが悪い。

子どもが大きくなったら読ませたいな。